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データサイエンスアワード2016 最終プレゼンテーション
「データビジネス創造コンテスト」
慶應義塾大学 環境情報学部 学部長・教授
村井 純 氏
講演概要
データビジネス創造コンソーシアムは、2014年からは産官学協働の下、データ分析によって導き出されるアイディアを競い合う「データビジネス創造コンテスト」を開催しています。第1回(2014年4月) は「ソーシャルデータ」を用いた新たなサービスへの展開やその価値、第2回(2014年11月)は「オープンデータ」を用いた自治体の新たな政策や解決方法、第3回(2015年9月)は「消費者の購買行動に関するデータ」を用いた新商品・新サービスの開発アイディアや新たなプロモーション施策、第4回(2016年3月)は「データと創造力で、子育てに笑顔を! 」をテーマに子育てについて、データ分析能力やそこから導かれる提案について競いました。毎回、高校から大学院まで約100チームの参加があります。普段学生が扱えないデータやツールを提供し、データサイエンティストを目指す若者の技術とモチベーションの向上に貢献しています。
プロフィール
工学博士(慶應義塾大学・1987年取得)
1984年東京工業大学と慶應大学を接続した日本初のネットワーク間接続「JUNET」を設立。1988年にはインターネット研究コンソーシアムWIDEプロジェクトを発足させ、インターネット網の整備、普及に尽力。初期インターネットを、日本語をはじめとする多言語対応へと導く。
内閣高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT総合戦略本部)有識者本部員、内閣サイバーセキュリティセンターサイバーセキュリティ戦略本部本部員、社団法人情報処理学会フェロー、日本学術会議第20期会員。その他、各省庁委員会の主査や委員などを多数務め、国際学会等でも活動。
日本人で初めてIEEE Internet Awardを受賞。ISOC(インターネットソサエティ)の選ぶPostel Awardを受賞し、2013年「インターネットの殿堂」入りを果たす。「日本のインターネットの父」「インターネットサムライ」として知られる。
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