2021.10.07

練馬の中学校にデータサイエンス体験授業しました報告。2021年10月某日。秋晴れなり。

こんにちは。DS協会事務局員サエキです。日中はまだ暑いですが、日陰の風の涼しさや夜の虫たちの静かな音、そしてふとした時のキンモクセイの香り、秋でございます。さて、10月4日に練馬区立光が丘第一中学校にお邪魔させて頂き、データサイエンティストの職業体験授業をしました。

大黒さん

今日の先生は日立グループでデータサイエンティストを育成する仕事をされている大黒さんです。だいこくさんです。出会うと福が来ます。マスク越しでも満面の笑みです。会うだけでサエキもハッピーな気分になります。あと今回はヤフーの北川さんと博報堂DYMPの宮腰理事も先生補佐として来てくれました。本日の教材は「どこにコンビニを立てる?」問題です。以前にも紹介させて頂きましたが、3つのコンビニ候補地を想定し、周辺人口や売上データなどの様々な変数データを分析し、候補地を一つに絞りこむ、という題材です。データを読み解く力、仮説思考や論理思考、グループでの意思決定、プレゼンテーションなどのワークを通して、私たちデータサイエンティストという仕事を紹介させていただくコンテンツになっています。

フォーマット

ちなみにこの題材はカンペが完全に出来上がっており、私たちだけでなく、先生方でも授業ができるようなフォーマットに仕上げています。もちろん無料提供しております。教育関係の方でご興味ある方は協会事務局までお問合せください。

 

そんなわけで中学生のみなさんにはこのワークも含め、計2時間ほどかけて体験頂きました。中にはデータの分散に着目し、「この候補地は売上の上振れ下振れリスクが少ない」などの鋭い指摘をしたチームもありました。私たち講師陣にも発見があるような、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。みなさんの感想をいくつかピックアップすると、

 

「いろんなデータを見たり、複雑に考えなきゃいけないから大変な仕事だと思った」

 

「図や数字を見て一歩先を考えるというのが面白かった」

 

「すごく近代的な職業だと思った」

 

「IT系の仕事に興味があるので候補にしていきたい」

中学生のみなさん

などなど。感想は人それぞれですが、仕事の雰囲気は確実に伝わったようで、先生陣もそれが嬉しく、終わった後に思わずカンパイしちゃいました。中学校の先生とお話させていただきましたが、いわゆる職業体験授業は今までもあり、工場見学など外に行く形を取っていましたが、コロナ禍でそれができなくなったため、今年は教室に出前できる形での体験授業を開催したそうです。私たちと同時並行で、アナウンサー、気象予報士、ファッションデザイナー、弁護士などの職業体験もあったそうです。え、なにそれ楽しそう。。出張キッザニア状態じゃないですか。いいですよねー、今の学生さんは。ちなみに今回もですが、「一般社団法人夢らくざプロジェクト」さん達と動いております。関係者のみなさま、貴重な機会を頂きありがとうございました。先生方、おつかれさまでした。

シャープペンシル

シャープペンシル。角がぜんぶ丸くなった白い消しゴム。ペン回し。机の落書き。教科書のパラパラ漫画。書きなぐって小指側がちょっと黒ずんだこと。それを消しゴムでごしごししてもイマイチ消えなかったこと。そんな懐かしいことをちょっと思い出しました。

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