17:05-18:05
「計算社会科学への招待」
東京大学 大学院工学系研究科 准教授
鳥海 不二夫 氏
講演概要
情報化社会の発展により、社会における様々な情報が大量に蓄積されるようになりました。このような大規模社会データを情報技術によって取得・処理し、分析・モデル化して、人間行動や社会現象を定量的・理論的に理解しようとする学問である「計算社会科学」 (Computational Social Science)について、その研究事例とともに紹介します。
プロフィール
2004年、東京工業大学大学院理工学研究科機械制御システム工学専攻博士課程修了、同年名古屋大学情報科学研究科助手、2007年同助教、2012年東京大学大学院工学系研究科准教授。エージェントベースシミュレーション、ソーシャルメディア、計算社会科学、社会におけるAI応用などの研究に従事。人工知能学会、電子情報通信学会、情報処理学会、日本社会情報学会会員。(博士(工学))