15:15-16:05
「Excelが大嫌いな高校生におくるデータサイエンス教育」
富山国際大学付属高等学校
情報科 / 教務主任 / 情報管理責任者 / メディア・テクノロジー部 顧問
橋本 知彦 氏
講演概要
タブレット導入やプログラミングなど新しいICT教育が華々しく語られる一方で、大部分の学校は混乱しているのが現状です。Excelの画面を見ただけで卒倒する生徒たちに、どう立ち向かい、どうデータサイエンスを教えていくべきか。富山国際大学付属高校の授業、メディア・テクノロジー部の活動、データドリブン学校構想などを事例に、中等教育におけるあるべきデータサイエンス教育を探ります。
プロフィール
2008年 成城大学大学院 文学研究科コミュニケーション学専攻 博士課程後期単位取得後退学。Web系の仕事を経て、2009年から富山国際大学付属高等学校に非常勤講師として勤務。2014年度から同校教諭(現職)。情報管理責任者、情報科教科主任、メディア・テクノロジー部顧問。
同校のICT教育を推進し、クラウド化、iPadの全校導入を主導。2015年度からプログラミング、データサイエンスを前提とした授業を開始。顧問を務めるメディア・テクノロジー部を、慶應義塾大学「データビジネス創造コンテスト」で最優秀賞(第4回第7回)に導き、さらに同志社大学との高大連携研究を指導している。