2022.02.02

【イベントレポート】『第3回 九州DS・DX座談会』オンラインイベントを開催しました

データサイエンティスト協会 九州支部(以下、九州支部)は、2022年1月28日(金)に『第3回 九州DS・DX座談会』をオンラインで開催しました。

本イベントは、主に地方でデータサイエンス(以下、DS)・DXの推進を担当されている方々を対象に、九州支部のメンバーを交えて各社の課題や悩みに対してディスカッションしながら情報交換するイベントです。
今回は、弊会理事でもあるヤマト運輸株式会社 執行役員の中林氏をお招きして、前半はヤマトグループのデジタルトランスフォーメーション(YDX)の事例共有、後半は中林氏に参加者からの課題や悩みにお答えいただく形式で座談会を開催しました。

ヤマト運輸株式会社 執行役員の中林氏

当日は、参加企業12社(約30名)からのリアルな課題や悩みが投げかけられて、中林氏を中心にディスカッションを行いました。ディスカッションでは「教育」や「組織貢献」に関係するテーマが多く挙げられていたことから、各企業ともDS・DX人材を育成して組織貢献していくことに課題を抱えているのだと感じました。

 

多くの企業が課題認識を持っていたテーマとして、「いかにビジネス側にDS・DX側の活動を理解してもらい、どうやって協業・共創していくか」というテーマがありました。そのテーマでは「DS・DXを経営の道具としてどのように活用するか。DS・DX人材は業務を学び、ビジネス側はDS・DXを学ぶことでお互いにレベルアップしていく。そうすることでインパクトのある課題を見つけ出し、解決していく」というディスカッションが行われ、これを実現するには組織全体の設計が必要で、やはりDXと経営は切り離せないものだと感じました。

 

今後も九州支部では、分析・DS・DXの実務に携わる方を対象に、スキルアップとコミュニケーションの場の創出を目的としてセミナーやイベントを行っていきます。みなさまのご参加をお待ちしています。

 

データサイエンティスト協会 九州支部
株式会社ふくおかフィナンシャルグループ 田原卓弥

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