2025.09.04

【イベントレポート】地方進出!東福岡高校でのDS体験授業レポート(2025年6月18日)

2018年ごろから開始したデータサイエンティスト体験授業(以下、DS体験授業)、ついに関東を飛び出しました!今回ご訪問いたしましたのは、福岡の東福岡高校です。お声がけいただいた久保先生ありがとうございます!

東福岡高等学校 公式サイト

「自分のところでもやりたいな」という先生がいらっしゃいましたら、「でも、遠いしなぁ」とか思わず、ぜひご連絡ください。また、先生方が情報Ⅰ・Ⅱの指導や授業運営に関する悩みと疑問を共有・相談できるコミュニティも立ち上げましたので、そちらにご興味ある方もぜひ!

⇓データサイエンティスト体験授業のご要望はこちらから
https://www.datascientist.or.jp/contact/

今回の授業は2部構成です。まずはデータサイエンティストの仕事についてご紹介しました。

データサイエンティストについて説明をしています

今回驚いたのは、いつも「データサイエンティストって聞いたことある人~?」「そうですよね、初めての方がほとんどですよね」が定番のくだりなのですが、なんと、今回は、半分ぐらいの方が知ってると手を挙げてくださいました!(おおー)徐々にデータサイエンティストの認知が広まってきていることを感じられたシーンでした。

データサイエンティストの仕事紹介では、今回は製造、保険、webサービス、営業、音声サービスといった違う畑のメンバーだったので、データサイエンスと言ってもフィールドによって全然違うってことを面白く思って欲しいなと考え、それぞれの具体例をご紹介しました。

講師各自の仕事内容を説明しています

分析の内容とか、データの構造や規模を「横にはこんな属性のものが1,000個ぐらい並ぶんだよ」「縦には1億超えたりするよ」などお話ししたのですが、ちょっと口頭ではイメージしづらいこともあり、ピンとこない生徒も。次回へ向けた反省です。東福岡高校のみなさん、ごめんね。

後半は分析体験で、恒例のコンビニの新規出店地を考える分析です。今回は先生から「考える部分で手ごたえがあるように」というリクエストもあり「既存店の店舗条件と過去の売上のデータからパターンを見つけてね」といったほぼ丸投げでのワークスタートです(笑)

横並びでチームとなり活発な議論が行われました

しかし!なんと多くのグループが売上と他の属性の関係から考察をはじめます。また、説明変数同士の関係まで考察して「なんで駅からの距離と店長の年齢の相関が一番高いんだ?飛ばされてるのか?検証には本部の人事にヒアリングすれば分かるか?」など仮説思考のレベルも高い。さらには、重回帰分析を進める生徒も!東福岡高校、文武両道恐るべし。

最後の質問タイムでは「給料どのくらい」という質問に「自分は○○万円くらい」とストレートに答える上田さんにびっくり。他にも「会社にどのくらいの人数いるの?」という質問に各々答えましたが「思ったより多い」という印象だったようです。あとは、お見せした模範解答的なPythonコードに興味を持ってくれた生徒たちもいらっしゃって、「やっぱPython勉強しよ」「何をするにも英語が必要」といった高校での勉強のモチベーションにもなったようでよかったです。

授業後にもたくさんご質問頂きました

終了後はDS協会講師陣で美味しいもつ鍋を食べて帰りました。

以上、東福岡高等学校1年生向け授業のイベントレポートでした!

 

当協会の学生委員会では、データサイエンティスト体験授業の要望を受付中です。
「数理・データサイエンス・AI モデルカリキュラム(リテラシーレベル)」における一つのPBL(Project Based Learning)や仮説思考トレーニング教材としての活用や、DXハイスクール構想における専門家人材による体験授業として提供できます。

また、先生が同様の授業を行えるように資料も提供しておりますので、興味のある方はぜひ以下よりご連絡ください。
お問い合わせ:https://www.datascientist.or.jp/contact/

 

データサイエンティスト協会 学生委員会

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