2026年3月22日(日)、茨城県立竜ヶ崎第一高等学校・附属中学校が主催する『「デジタル ✕ 探究」イノベーターズフォーラム(通称:デジ探)超会議』が開催されました。
2026年5月9日(土)までアーカイブ視聴可能ですので、
(https://www.ryugasaki1-h.ibk.ed.jp/info/digitan/2026)
昨年に引き続き第2回となる今回は、「ポストAI時代の学び 〜ユーティリティからバディへ〜」という刺激的なテーマのもと、ZoomとVRChatを組み合わせたハイブリッド形式で実施。DS協会 学生委員会からは、昨年に続き上田と、新たに藤井が登壇し、テクニカルセッションにて『生成AIを授業の相棒にするデータサイエンス入門』をテーマに発表を行いました。 昨年度に引き続き、竜ヶ崎第一高等学校の太田垣校長先生から協会へお問い合わせいただき登壇が決定いたしました。
同校はSSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されており、その中でも先端的なデジタル/データ教育の領域における重点校にも認定されています(https://www.ryugasaki1-jh.ibk.ed.jp/学び/SSH)。そのような中で太田垣先生からは「生成AIが水や空気のようになっている高校はまだごく一部しかない。生成AIをバディとして使っていくことを推進していきたい。データサイエンスの領域については難しさを感じている教員も多く、特に探求授業についてはサイエンスが足りないと感じている。」との想いをお聞きし、私たちもその想いに強く共感して今回のイベント参加を決めました。 当日のテクニカルセッションでは複数あるテーマの中から聴講者が自由に選び各セッションに移動するスタイルで行われました。私たちのデータサイエンスのセッションには十数名の先生方にご参加いただき、大変貴重な交流の場となりました。
DS協会 学生委員会のセッションでは、学生が探究活動(PPDACサイクル)を進める中で直面する「問いの立て方」や「分析の解釈」といった壁を、生成AIを“相棒”として活用することでどう乗り越えるかに焦点を当てました。
具体的には以下の内容でセッションを行いました。
2. 探求における各ステップでの生成AIの活用方法
3. DS協会 学生委員会での支援活動の紹介
セッションの核心となったのは、「生徒がデータサイエンスを用いた探究活動を行う際の先生の指導の難しさ」です。教育の現場において、専門外の分野や、膨大なデータの解釈にまで踏み込むのは、時間的にも知識的にも限界があります。そこで本セッションでは、探究学習の指導において、多くの先生が抱える悩みが「生徒一人ひとりの異なるテーマに対し、どう適切な助言を与えるか」ということに焦点を当て、生成AIを「先生の相棒」として使いこなし、指導を効率化・高度化する手法を提案しました。
DS協会として多くの学生の探究結果を見てきた中で、よい探究結果とは、単に高度な統計手法を使ったり、綺麗なグラフを並べたりすることではないと感じています 。
セッションでは、私たちが考える「よい探求結果とは」の一例を紹介しました。
探究学習のフレームワークである「PPDACサイクル」において、生成AIはどのプロセスでどのように活用すべきかを考えてもらうきっかけとして、各ステップにおける具体的な「先生の相棒」としての振る舞いを紹介しました。
具体的にイメージしてもらうために、高校時代にハンドボール部でキーパーをしていた上田から「ハンドボールにおける7mスロー(サッカーでのPKのようなもの)におけるキーパーの有効性の検証」といったテーマの探究を想定し、各ステップの説明を進めていきました。
締めくくりとして、これまでのアドバイスをまとめてご紹介しました。
各ステップでの個別のアドバイスも大事ですが、探究活動は生徒自身の考える力を養うための授業なので「いきなり生成AIに聞くのではなく、まずは5分自分で考えよう」というアドバイスも合わせてご紹介しました。
また生成AI活用に必要なリテラシーを養うために「生成した内容が正しいか必ず事実確認すること」もお伝えしました。
最後にDS協会 学生委員会での支援活動についてご紹介します。DS協会 学生委員会では「各地の中学校・高校を訪問し実施するDS体験授業」といった支援活動を実施しています!
<過去のDS体験授業のレポートはこちら!>
https://www.datascientist.or.jp/dssjournal/dssjournal-5057/
【イベントレポート】『データサイエンティスト』を体験する濃い1日! 英明フロンティア高校1年生へのDS体験授業レポート(2025年9月17日)
DS協会学生委員会ではDS体験授業の要望を受付中です。
「数理・データサイエンス・AI モデルカリキュラム(リテラシーレベル)」における一つのPBL(Project Based Learning)や仮説思考トレーニング教材としての活用や、DXハイスクール構想における専門家人材による体験授業として提供できます。
また、先生が同様の授業を行えるように資料も公開しておりますので、興味のある方はぜひご連絡、ご確認ください。
⇓データサイエンティスト体験授業のご要望はこちらから!
データサイエンティスト協会 学生委員会
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