2025.06.11

【イベントレポート】メタバースで開催された「デジタル×探究」イノベーターズフォーラムでデータサイエンスの魅力を発信!(2025年3月23日)

【イベントレポート】メタバースで開催された「デジタル×探究」イノベーターズフォーラムでデータサイエンスの魅力を発信!(2025年3月23日)

2025年3月23日に茨城県立竜ヶ崎第一高等学校・附属中学校主催の『「デジタル✕探究」イノベーターズフォーラム』(通称:デジ探)のキックオフイベントがメタバース(仮想空間)で開催されました。

 

「デジタル✕探究」イノベーターズフォーラム:https://www.kokuchpro.com/event/fe99fe68d305b6a5840c82374f9bb849/

筑波大学 落合陽一准教授によるキーノート講演や、東京大学 川越至桜准教授、角川ドワンゴ学園 吉村総一郎氏、IT未来高(元S高校長) 辻武伺副校長、竜ヶ崎一高・附属中 太田垣淳一校長によるパネルディスカッションが行われました。

 

続いて行われたテクニカルセッションでは、人工知能やIoT、メタバースなどの各領域の有識者が最先端の技術動向や活用事例を紹介。データサイエンティスト協会(以下、DS協会) 学生委員会は園山と上田が参加し、『実社会でのデータサイエンス活用事例』を紹介してきました!

 

今回のご縁は、竜ヶ崎第一高等学校の太田垣校長先生から直接、DS協会へお問い合わせいただいたことが始まりです。同校はSSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されており、その中でも先端的なデジタル/データ教育の領域における重点校に認定されています。そのような中で太田垣先生からは「デジタルを学校に取り入れたいが、推進に課題を感じているアーリーアダプターの先生方との繋がりを強化して、取り組みを加速させたい」との想いをお聞きし、私たちもその想いに強く共感して今回のイベント参加を決めました。メタバースイベントへの参加は初めてでしたが、事前にアバターも作成し準備万端な状態で参加しました!

 

SSH(スーパーサイエンスハイスクール):https://www.jst.go.jp/cpse/ssh/index.html

 

当日のテクニカルセッションでは複数あるテーマの中から聴講者が自由に選び各メタバース空間を移動するスタイルで行われました。私たちの「データサイエンスの部屋」には十数名の先生方や生徒の方にご参加いただき、大変貴重な交流の場となりました。

データサイエンスの部屋

セッション内容

  1. データサイエンティストとは
  2. 情報Ⅱでのデータサイエンス
  3. 実社会でのデータサイエンスの活用事例
  4. DS協会 学生委員会での支援活動の紹介
1.データサイエンティストとは

 

簡単な自己紹介を行った後、データサイエンティストはどんな仕事なのか、なぜ最近需要が高まってきているのかを解説しました。また、最近スポーツアナリティクスの市場規模が拡大しているなど様々な領域への適用が加速していることやデータサイエンティストに求められるスキルについても紹介しました。

 

2.データサイエンティストとは

 

情報Ⅱの教材で教えられるのはベースとしてとても大事になる「データサイエンス力」であることを説明しました。生徒にさらに興味を持ってもらい、社会で役に立つスキルを身につけてもらうためには、「ビジネス力」と「データエンジニアリング力」も絡めて教えていく必要があることを説明。「ビジネス力」と「データエンジニアリング力」を絡めて教えるために、雲雀丘学園高等学校の林宏樹先生とDS協会 学生委員会が情報Ⅱの補助教材(学習教材+Pythonプログラム)を提供していることを紹介しました。

3.実社会でのデータサイエンスの活用事例

 

今回は小売業(コンビニ)を題材とした回帰分析の補助教材の内容を紹介しました。実社会でのデータサイエンスを活用した現場改善について、教育現場でも使用されることが多いPPDACサイクルに則って紹介しました。

 

 

<内容の詳細が気になる方はこちら!> https://ds-education.com/data-science-event/1243/

4.DS協会 学生委員会の活動紹介

 

最後に学生委員会での活動について紹介。「各地の中学校・高校を訪問し実施するDS体験授業」や、最近始動した「情報Ⅱの授業支援や探究授業の課題設計・分析支援を目的としたコミュニティ形成」といったような活動を実施しています!

 

<過去のDS体験授業のレポートはこちら!>
https://www.datascientist.or.jp/dssjournal/dssjournal-3912/
https://www.datascientist.or.jp/dssjournal/dssjournal-3918/

学生委員会では、データサイエンティスト体験授業の要望を受付中です。
「数理・データサイエンス・AI モデルカリキュラム(リテラシーレベル)」における一つのPBL(Project Based Learning)や仮説思考トレーニング教材としての活用や、DXハイスクール構想における専門家人材による体験授業として提供できます。また、先生が同様の授業を行えるように資料も提供しておりますので、興味のある方はぜひ以下よりご連絡ください。
お問い合わせ:https://www.datascientist.or.jp/contact/

データサイエンティスト協会 学生委員会

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