2025/08/05
最短コースでわかるPyTorch&深層学習プログラミング
著者名:赤石 雅典
出版社名:日経BP
株式会社分析屋
野口 航輔さん推薦!
Pythonのフレームワークの一つであるPyTorchの使い方を学べる技術本。数学的な理屈をすべて直感的な説明に置き換えることで重要なポイントを端的に押さえつつ、すぐにPyTorchを使って応用できるように書かれています。ディープラーニングを自分の手で活用したい人向けの一冊です。
★★★ ↓ DS協会 企画委員による解説文 ↓ ★★★

博士
まさにその通りじゃよ〜。

たかひろ
AIとディープラーニングってそもそもどういう関係があるの?

博士
人工知能とも言われているAI技術には分析方法に「機械学習」というものがあるのじゃが、その機械学習の中でも多層構造のニューラルネットワークを用いた学習を「深層学習」、別の名を「ディープラーニング」というのじゃ!

たかひろ
機械学習技術の内の1つが深層学習ってことなんだね!ちなみにこの本のタイトルにある「PyTorch」って初めて聞いたんだけどどういうものなの?

博士
「PyTorch」というのはディープラーニングモデルを作ることができるフレームワーク(枠組み)の1つなのじゃ。ちなみに読み方は「パイトーチ」と読むんじゃぞ。
「PyTorch」以外にもディープラーニング用フレームワークには「Keras/TensorFlow」など、いくつもあるんじゃ。

たかひろ
なるほど!この本では「PyTorch」を使ってどういうディープラーニングをさせているの?

博士
この本では最終的な成果物としてディープラーニングを用いたイヌとオオカミの画像から正しく分類(イヌかオオカミか)を行う画像認識モデルを作成しておるぞ。犬と言っても見た目がオオカミに似たシベリアンハスキーの画像を使用しておるから、人間でも正しく分類できないほどの難易度なんじゃが、なんと筆者が作った画像認識モデルは分類精度92.5%を実現したようじゃ!
ディープラーニング恐るべしじゃ…

たかひろ
人間でも分類が難しいのに、さすがディープラーニングだね!
でも「PyTorch」もディープラーニングも初めての自分にとって、この本の内容は難しくないかな...

博士
確かにPythonなどの基礎知識は必要となってくるのじゃが、この本の巻末に前提知識として必要なPythonの基本文法や、ライブラリであるNumPy、Matplotlibの必要最小限の機能をコンパクトに解説されておるから不安な人は巻末からまずは読み進めるのもよいぞ!
また、この本は「PyTorch」を用いたディープラーニングがどのような仕組みになっているのかを文字やコードだけでの解説ではなく、図やグラフなどでも説明されておるから、視覚的に仕組みを理解でき、ディープラーニングを初めて学ぶ人にはオススメじゃ。
ぜひ楽しみながらディープラーニングにチャレンジしてみてくれ!

たかひろ
そうなんだね!
さっそく「PyTorch」で初めてのディープラーニングに挑戦してみるね!
解説文執筆:
データサイエンティスト協会 企画委員会
株式会社分析屋 池田貴弘/株式会社GRI 小林大輔
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たかひろ
博士〜、深層学習って最近AI分野でよく聞くディープラーニングのことでしょ??