2025/08/28

実践 IBM SPSS Modeler

著者名:西牧 洋一郎

出版社名:東京図書株式会社

株式会社分析屋
野口 航輔さん推薦!

日本アイ・ビー・エム株式会社が提供するIBM SPSSソフトウェアの入門書である。IBM SPSS Modelerの利用手引書としての活用が主な利用ケースだが、シチュエーションごとの分析手法や結果の考察、それに基づいた施策の打ち出し示唆なども掲載されている。自社でIBM SPSS Modelerを導入している企業の社員はもちろん、施策につなげるまでのデータサイエンスを行う事業会社に勤めている社員にも読んでもらいたい一冊。

★★★ ↓ DS協会 企画委員による解説文 ↓ ★★★

たかひろ

博士、この本ではどのようなことが学べるの?

博士

博士

主な内容はIBM社から出されている統計解析ソフトウェア「SPSS Modeler」の入門書として、使い方や顧客分析の手法・手順などを説明しておるぞ。

たかひろ

顧客分析のイメージがあまりわかないんだけど、どのような課題があってどのようなデータを扱うのかな?

博士

博士

良い質問じゃな!
そもそも顧客分析は手段の一つであって、その目的はサービスを提供する企業とサービスを利用(購入)する顧客に利益をもたらすことを常に忘れてはならん。そのことを前提として、主な課題としては「新規顧客の獲得」「顧客の成長」「顧客の維持」による収益アップ、「顧客のリスク定量化」「顧客の不正検知」によるコストダウンがある。扱うデータとしては、どのような顧客かがわかる「属性データ」、顧客の購買明細データなどの「行動データ」、顧客へのプロモーションなどのアクションをかけた際の反応などを記録した「反応データ」、最後に顧客の情緒面や価値観という定性的なデータである「態度データ」の主な4つが挙げられるぞ。

たかひろ

課題とデータについてイメージが湧いてきた!「反応データ」や「態度データ」も分析できるんだね、興味深い〜。これらのデータを使って実際にどのような顧客分析が行われているの??

博士

博士

本書では購買明細データを用いて顧客価値を定量化するRFMスコア算出やデシル分析、顧客行動パターンを分析して得るアソシエーションパターンの発見、顧客行動から顧客をグループ分けするクラスタリング、顧客行動を予測するモデル作成などの分析手法・手順が紹介されておるんじゃ。

たかひろ

初めて聞く分析手法もあって詳しく知りたくなってきたよ〜。顧客分析で一人一人にあったサービスを提案するようなアプローチがされているんだね!

博士

博士

統計解析ソフトウェア「SPSS Modeler」の使い方とともにマーケティングにおける顧客分析を表やグラフ、具体的なデータ・シチュエーションを用いて分かりやすく説明されておるので、「SPSS Modeler」利用者以外の方にもお勧めの内容となっておる!先ほど挙げたような顧客分析手法について詳しく知りたいと思ったならぜひ読んで、理解を深めて実務にも活かして欲しいのう!

たかひろ

ありがとう博士!早速読んでみる!

解説文執筆:

データサイエンティスト協会 企画委員会

株式会社分析屋 池田貴弘/株式会社GRI 小林大輔