2025/08/27

ChatGPTで儲かるデータ分析

著者名:赤石 雅典

出版社名:日経BP

澪標アナリティクス
井原 渉さん推薦!

ChatGPTを使って分析に必要なPythonを書かせてみる。というよくあるやりたいことに対応するために、使用するデータやプロンプトも付いている入門書です。やってみたいけど、どこから始めようか...という方にはお勧めです。また、そこまでできるようになったけど、次に何をしたいか、それをどうやって解決すればいいか、そもそも分析ってどんな手法があるのかといった選択肢も提示されており、主な手法については実際のやり方まで付いています。本編の最後にはコンサルティングファームの方らしく、プロジェクトマネジメントまで触れられており、幅広い書籍になっています。
実践が多いため、本書の後半はリファレンスになっており、環境構築の仕方から丁寧に書かれていますが、この辺りは必要に応じて読み飛ばしながら読んでいけばいいかなと思います。

★★★ ↓ DS協会 企画委員による解説文 ↓ ★★★

こう

「ChatGPTで儲かるデータ分析」...。
この本を読めば月5万円くらい安定した副収入が手に入るってことですか!?

博士

博士

いくらなんでも飛躍し過ぎじゃ...。副業で生成AIの活用ビジネスを教えてくれる怪しい書籍ではないぞ。

こう

え、そうなんですか? それは残念...。じゃあどんなことが書かれているんですか?

博士

博士

ChatGPTの有料版でPythonのコーティングをするためのプロンプト(指示文)や使用例がたくさん書かれておるな。
基礎集計から多様な分析に対応するための前処理、後半からは実務でも使用されるようなクラスタリングや回帰、分類モデルの作成までハイレベルなデータ分析についてまとめられておるぞ。

こう

なるほど、確かにデータ分析の本なのは分かったんですけど、なんでタイトルに「儲かる」なんて言葉が入っているんですか?

博士

博士

いい質問じゃな。さっきも言った通り、この書籍はPythonのコーディングをChatGPTで実装するためのテクニックや手法がまとめられておる。コーディングはデータ分析をするのに必須な業務なんじゃが、データサイエンティストとして利益を上げる行為ではないんじゃ。利益を上げるという観点から言えば、分析結果をどう解釈するか、分析結果に基づいてどんなアクションをするかのビジネス領域に重きを置くのは正攻法なんじゃな。データエンジニアリング力やデータサイエンス力を生成AIの活用で底上げをし、ビジネス力にリソースを最大限分配する事で利益最大化を目指す、という意味で「儲かる」データ分析と銘打っておるんじゃな。

こう

確かにどれだけデータ分析に必要なコードを書いて労働者としての給料は稼げても、事業を扱っている企業の利益を伸ばすことにはならないですね...。課題解決をして初めて利益回収ができますからね。

博士

博士

そのとおりじゃ。データサイエンスと聞くとどうしてもハードスキルありきで考えてしまうが、データサイエンスはあくまで手段であって目的ではないということを常に意識してほしいぞ。この本を通して課題解決にフォーカスしたデータ分析を身につけて事業売上にしっかり向き合うビジネス力を身につけるんじゃ。

こう

わかりました!生成AIに仕事を奪われるのではなく、上手に任せられるようになって自分の市場価値を最大化していきます!

解説文執筆:

データサイエンティスト協会 企画委員会

株式会社分析屋 野口航輔/株式会社GRI 小林大輔