2025/10/15
データサイエンティストってどんな職業?-企業のデータ活用事例で学ぶ仕事のリアル-
著者名:黒木 賢一/石川 雅之/樫山 貴大/菅 由紀子/北川 淳一郎/大黒 健一
出版社名:マイナビ出版
大同生命保険株式会社
上田 知展さん推薦!
データサイエンティストって、聞いたことはあるけれど実際どんな仕事?そんな疑問に答えてくれる一冊です!
この本では、データサイエンティストという職業の全体像をわかりやすく解説するとともに、企業で活躍する20名のデータサイエンティストのリアルな分析事例が紹介されており、「どんなスキルが求められるのか」「どんなやりがいや苦労があるのか」を具体的に知ることができます。
データサイエンスに興味はあるけれど実際にどのような仕事で社会に貢献できるのかイメージできない学生や、データサイエンティストの役割を理解したい社会人の方にもぜひ読んでほしい一冊です。
★★★ ↓ DS協会 企画委員による解説文 ↓ ★★★

博士
そうじゃの、DS協会としてもデータサイエンティストが認知されていくことは大変喜ばしいことじゃ!
データサイエンスはかつては一部の企業や限られた領域で活用されていたのじゃが、2010年頃からのビッグデータ活用の流れや、2022年に登場したChatGPTのような生成AIの進化を契機に日本でも大きく広がったと言われておる。

たかひろ
たしかに言われてみれば、AIによる自動車の運転支援や動画サイト・ネットショッピングのレコメンド(おすすめ表示)機能、スマートフォンの顔認証などもデータサイエンスの恩恵ですよね。
私たちの暮らしが便利になっていることを日々感じますし、私が気づかないところでもデータサイエンスが活用されていると思うとどんな取り組みをされているのか気になりますね!

博士
その言葉を待っておったぞ!
今回紹介する書籍では、データサイエンティストという職業やデータ分析についての全体像の説明に始まり、さまざまな業界・役割で働く20名のデータサイエンティストにインタビューした事例紹介、データリテラシー理解やサンプルデータを用いたデータ分析体験ができる内容となっておる。

たかひろ
各業界のデータサイエンティストがどのような分析をされているのかを学べるのはありがたいですね!

博士
わしも読んで気づいたのじゃが、データサイエンティストだからといって必ずしもディープラーニングなどの複雑な分析をしているというわけではなく、結果解釈がしやすく現場への説明がしやすいtree系モデルや回帰モデル、クラスタリングなどを採用している事例が多いようじゃな。

たかひろ
モデルの精度よりも現場への説明を重視するデータサイエンティストならではのリアルなお話ですね。
早速私も読んでデータサイエンティストの職業をより理解したいと思います!
解説文執筆:
データサイエンティスト協会 企画委員会
株式会社分析屋 池田貴弘
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たかひろ
博士、最近はデータサイエンスやデータサイエンティストという言葉をいろいろなところで見かけたり、耳にしたりするようになってきましたね!